アンダンテ

私の心を取り囲む
まあるい風船
夢だとか 希望だとか
どこまでも運んでく

ゆりかごを揺らす手のように
優しく廻り出す
このひと時 至福の時
手放したくはない

風に乗ってやってきた
麗しのアンダンテ
疲れきった羽癒す
また飛び立てるように

真白な想いのまま
今だけは眠りましょう
そっと祈りをそえて ha-a

見渡せば限りなく続く
草原の緑よ
うれしくて もどかしくて
裸足のまま踊るの

手のひらに舞い降りた
軽やかなアンダンテ
ひとつひとつ確かめる
もう迷わぬように

瞳閉じれば浮かぶ
あの空を眺めながら
あたたかな涙がこぼれる

風に乗ってやってきた
麗しのアンダンテ
疲れきった羽癒す

真白な想いのまま
今だけは眠りましょう
そっと祈りをそえて ha-a